こんにちは たごピアノ教室(四日市市)です。
GWが明けて、レッスンも再開!
発表会に出る生徒さん、 夏のチャレンジ曲(※)に挑戦する生徒さんたちには、
GW前のレッスンで今の状態から、
それぞれ個々に目標&課題を一緒に決めて、お休みに入りました。
(※)チャレンジ曲についてはこちら
GWだし、 遊びや何かの行事などいろんな予定があったと思います。
そしてGW明けの今週のレッスン
そんな中でみんな、それぞれが頑張ってきてくれて 成長を感じられて嬉しく思えたレッスンとなりました。
さて、そんな一週間でしたが
その中で海蔵小学校4年生のT君のことをお話したいなぁと思いま す。
T君は、年長さんの3月(もうすぐ1年生というタイミング) から当ピアノ教室(四日市)に通ってくれています。
そんなT君ですが、実は発表会に出るのは今年が初めてなんです
毎年、「発表会あるけど、どうかな?」
「一度出てみない?」などの声掛けをしたり、
「うーん、出ない、やめとく」
「親としては出て欲しいですが… 本人は出たくないと言っていますので…」とそんなお返事でした。
本人のペースを尊重することを大切にしているので
無理強いせず、 本人の気持ちややる気が発表会に向かってくれた時に出てくれたら いいと思っていました。
T君は、夏のチャレンジ曲に挑戦してくれた年もありましたが
なんと!今年は発表会に出る! という新たな挑戦に踏み切ってくれたんです
お母様も喜んでいましたよ!
曲決めの時、「弾いてみたい曲や挑戦したい曲あるかな?」 と聞いてみたら
「……ん~~ない…わからん」
「今、流行っているポップスとかでもいいんだよ?」
「ん~~なぃ」
こんなやり取りがあったり、お母様からも曲について働きかけをお願いしたりしましたが
「とくにないようです」と(笑)
そこで「先生がT君に弾いて欲しい曲を選んでみて、 気に入ったら練習するのはどう?」
と言うと「うん、そうする」
そして決まったのがショスタコーヴィチの「アクロバット」です。
その曲の練習が始まってすぐのレッスンでは
「弾けない、出来ない…難しぃ…」 と普段では考えられないような弱音を吐いていました
勝気なT君なので、普段の教則本との違いを感じていたようです。
お家での練習、T君の様子は先生にはわからないので、お母様に伺ってみたんですね。
お家での様子を教えていただけると、次のレッスンでの対応の仕方も変わってきますし、
本当にありがたいです。
やはり難しい曲で、やる気も出にくく練習も煮詰まっていたんですね
気持ちがわかるだけに、心苦しく どんな一週間を過ごしてくるんだろうと思っていました。
そんなやり取りをした翌週のT君のレッスン。
右手(メロディー)の部分が少し弾けるようになっていたんです!
「T君!!頑張ってきたね!!
この一週間大変な思いをして練習してきたのがわかるよ」
「うん」照れたように笑ってました。
T君は、楽譜を読む力がしっかり育っています。
楽譜が読めるということは、お家での練習も時間はかかったとしても一人で
出来るんですよね。
楽譜が読めないと…… 前にもブログに書きました。
「この調子で少しずつ一緒に弾いていこうね! 次のレッスンはGW明けになるけど
宿題はT君がどこまで出来そうか決めてみる??」
と言うと
「右手も左手も最後まで弾いてくる」と自分で宿題にしました。
そしてGW明けの今日のレッスン
早速、弾いてもらうと 最後まで弾けてる!!!!
「すごいわぁ~さすがだね!
お休み中も弾いて頑張ってたんだね。」
有言実行さすがT君!!!
自分で決めたら、絶対やってくる!と私は思っていたんですよね~
「毎日弾いた〜」とまた照れてました(笑)
このストイックさがT君の素敵なところなんですよ!
片手で弾けるようになって、嬉しいね~♬
軌道に乗るまで、少しずつ弾けるところを褒め、 丁寧に指導していきます。
発表会まで頑張ろうね
一人一人のペースは違っていいんです!
その子の成長に繋がるレッスンをしています🎹
ご興味があるお子様、一度体験レッスンにお越しくださいね。