あ~やっちゃった!手腕を痛めた時のレッスン&練習

2022年4月20日

小学4年生のYちゃん
学校で側転をした時に 右手首を捻ったようです。
実はYちゃん、もうすぐピアノコンクールの本選があるんです。
予選前から、練習を積み上げてきて
本番まであと3週間と迫ってきたところでの負傷…。
病院にも行かれたようで、ヒビが入っていたり骨折ではなかったので良かったなと思いますが、Yちゃんも保護者の方も 気持ちが落ち込んでしまったようです。
その気持ち、わかります…。
実は先生も大事な演奏の数日前に体が負傷した経験がありました。
不安、焦り、諦め…いろんな気持ちがぐるぐる駆け巡りました。
でも…まず今は治すことに専念して欲しいのです。
無理して指を使って練習することはしない方がいいです。
今、出来ることは 元気な左手の練習をたっぷりして下さい!!(笑)
左手で弾くところだけをゆ〜っくり弾いてみたり、速く弾いてみたり、楽譜を見ないで弾けてるか確認したり。
右手で弾くところを歌いながら 左手だけで弾いてみるのもいいですね。
左手の練習だけでも たくさん出来ることはありますよ。
普段、両手でサラっと弾いて出来ていると思っていた部分も 
片手だけの練習で新たな発見があったり、
片手だけの練習に集中出来る、いい機会でもありますね。
「片手強化期間」とでも言いましょうか。
少し遡りますが、過去に
運動部で腱鞘炎になった中学生の男の子、スポーツ少年団で突き指した小学生の男の子など…
「手を痛めてしまって…レッスンお休みした方がいいですか?」とか
「レッスン行っても大丈夫ですか?」と保護者の方から連絡をいただいたことがあります。
答えは よほどの怪我でなければ「はい!もちろんレッスンに来てください!」です。
動かせる方の手を使って練習したり、
ピアノを弾くこと以外に ワークやドリル、リズムの訓練、聴音(ピアノで出す音が 何の音かを聞き分けてノートに書く)等も出来ます。
痛めている方の手腕は、ゆっくり治療してもらって、動かせるようになったら
練習して、元に戻していけばいいですね。
今、出来ないことをあれこれ考えず、「出来ること」に目を向けて 頑張りましょうね♫
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