悔し涙を乗り越え成長しています 海蔵小1・Kちゃん

2022年3月25日

その後の様子です。
昨年の秋に大手ピアノ教室から 当ピアノ教室(四日市市)に来てくれている
四日市市立海蔵小1年のKちゃん、もうすぐ通い始めて半年になります。
お家では、学校の宿題とセットにして 毎日ピアノの練習に励んでいるようで
音読み・楽譜読みもだんだん出来るようになり、とても順調に練習本も進んでいました。

ある日、二分音符の長さ(少し長めに伸ばす音)がどうしても保てず 弾けない!!

という状態でやってきました。
Kちゃんとお母様と連携しながら
克服した3週間を振り返りたいと思います。
その日のレッスンでは
「1ち2い」と数えながら 一緒に何度も練習したので 音符の長さもしっかり保てるようになり
「弾ける!」と笑顔で帰っていったのです。
そして翌週、
先週出来なかった二分音符はバッチリ出来るようになっていました
ところが今度は先週弾けていたはずの場所が 弾けなくなっていたんです。
この一週間で速く弾けるようになり、数の数え方が追い付かなくなってしまった、
あるいは疎かになってしまったのかなと思いました。
残念ながら、花丸はつかず またも次週へ持ち越しとなってしまいました…。
帰るとき、鼻水をすすったり、ササッと涙をふいたりと
そんなKちゃんの姿を見てしまいました。
悔しくて涙が出たのだと思います。
勝気な一面ですよね。
その日、お母様にレッスンでの様子をご連絡をしました。
「車に乗るなり、グズグズ泣き出し 家に着いたら大泣きだった…」と。
「家では今週とにかくよく練習していたもので、弾けていると自信たっぷり」だったそうです。
そうだよね。先生もそれはわかっていたんです。
だって 二分音符は完璧だったものね!!
当教室(四日市市)では、ピアノを弾く度に練習本にシールを貼って
練習のモチベーションを上げる取り組みもしていて
Kちゃんの練習本はたくさんのシールも貼ってあったのです。
お母様は「頑張ったのに出来なかったことが余程ショックだったんですね。笑っちゃいけませんが
初めての挫折を経験してくれたことを母として喜んでいます」と次週への課題として
取り組んでくれるとのことでした。
そして翌週
少し硬い表情でレッスン室にやってきました。
いきなり、ピアノを弾く様子ではないなと察知し 音符カードとリズム打ちをしながら気持ちをほぐし
ピアノ弾ける状態になったところで
「ゆっくり落ち着いて弾いてみてね」と伝え、先週の続きを弾いてもらいました。
二分音符も、そして先週弾けなかったところも、きれいに弾けるようになっていました。
「お母さんと一緒に練習したの。出来るようになった!」と笑顔になりました。
Kちゃんにとって、ピアノだけではなく精神的にも成長出来た3週間だったと思います
そして「ピアノひけるよジュニア1」も
終了しました!!
これからも頑張ってね!
当ピアノ教室(四日市市)では、保護者の方にお家での様子をお聞きしたり、
教室の様子も交えて練習のサポートをしております。
ご興味がおありのお子様、一度体験レッスンに来てみませんか?